自分らしさを取り戻し、穏やかに笑顔で過ごすための漢方習慣

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井の中の蛙が外に出ると….?

春から生活環境が変わり、本業の方も忙しく、新しいチャレンジも始め、
blogを更新できる余裕がなく…(ハイ!!言い訳です!!)今に至ってしまいました。


今日はタイトルにある「井の中の蛙」の話を書こうと思います。
健康のことというより、、、
独り言のような、日々の気づきのような記事になると思います。
ご興味のある方は、読み進めてくださいね。

 

新しいことにチャレンジしている人、
「今までの自分のレベルでは太刀打ちできない…」と焦っている人に届くといいなと思います。


*     *     *

井の中の蛙、大海を知らず」…有名な言葉ですね!
意味は言わずもがなですが、
外にある世界に目を向けず、自分を取り巻く世界を全てだと思い込んでしまうこと。

最近の私は、ここに陥ってしまっていたな…と、自身を省みる機会がありました。
前述したように、新しいチャレンジに取り組んでいく中で、
とても魅力的で、能力も高く、頑張っておられる方と出会い、
非常に刺激を受けました。

また、自分の中医学や漢方の知識をもっとブラッシュアップしていかなければ.....
と痛感する出来事でもありました。

皆さんも経験があるかもしれませんね!
「今までの自分では通用しない」と痛感する出来事、
「これまでのやり方や経験では太刀打ちできない.... 」と打ちひしがれること。
わたしも今回は(今考えるといい意味で)ショックを受けました。

 

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*     *     *

井の中の蛙が一歩外に出ると、どうなるでしょう?


「今まで自分が浸かっていた井戸はなんと狭かったのだ!」と急に気づき、
心細くなります。自分がちっぽけに感じ、自信がなくなってしまうかもしれません。
(先日までのわたし)

そうすると…「とりあえずの自信」が欲しくなります。
他人に認めてもらう事、で欲求を満たそうとし、
自分に向き合うことより、他人の言動が気になるようになります。
自分で自分を見つめるのではなく、他人に自分を見て欲しくなります。
(先日までのわたし)

でも他人に認められて落ち着くのは一瞬です。
持続力が一瞬なので、際限なく、求めるようになります。
どれだけあっても足りず、自分が感じる心細さや不安は
いつまで経っても埋まることはありません。

これはもう、、散々、、、嫌と言うほど味わってきたことです。
自分が自分をちゃんと見て、向き合っていなければ、
本当の意味での安心感や自信というのはついてきません。



最近な〜んか調子が悪いな、出ないな、と思っていたのは、
こういうカラクリがあったのか!!!!!!と気づいたのです。


井戸のサイズが大きくなっても、
まずは自分で自分を満たす。
自分との小さい約束を守る。
日々続けていた小さい習慣を継続する。
地味な毎日をコツコツ過ごす。

そうやって愚直に、毎日自分と向き合い、
少しずつ自分のサイズを大きくしていくことが重要なのだと思います。
人によってはすごく時間がかかるかも知れませんが(わたしはそのタイプです)、
それが1番の近道であると思います。
速さを人と比べたくなりますが、それをグッと堪えて、
自分が新しい井戸のサイズにフィットするのを待ちましょう。



そして、辛くなったら、前の井戸の大きさに戻る、というのも全然ありだと思います。
どちらが良い悪いではなく、
その時の自分の調子や環境を見ながら判断することが大事だと思います。
例えば、年齢を重ねて以前に比べるとできないことが増えるのはごく自然なことですし、
体調が優れない、環境が整っていない、失敗できる安心感がない、などの理由がある場合は、
ペースや場所を柔軟に変えていく必要があると思います。