自分らしさを取り戻し、穏やかに笑顔で過ごすための漢方習慣

東京で漢方相談を行っています♪ こころの不調、月経前のイライラや落ち込み、月経痛などのご相談を承っています!

体験談 胃の不調

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「体調の改善に漢方薬ってどうなの?」と思っていらっしゃる方に、少しでも治療のイメージが湧けばいいなと思い、

体験談を書いていただき、掲載しています。

今回、お忙しいなかご協力くださったA様、本当にありがとうございます!

 

体験談のあとに私の解説もいれますので

良ければ最後まで読んでみてくださいね!

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女性A様(33歳)

以下、原文ママです!

 

①漢方相談をしようと思ったきっかけ
昨年末に胃腸炎を患い、内科(西洋医学の)にかかったのですが、「あと一歩」が治りきらない状態が半年ほど続いていました。
なかなか治りきらない状況に対して、周囲からは「気にしているのがストレスになっているのでは?」と指摘されたりもしましたが、どうにも治らず困っていました。
そんな時、知人の紹介で、はまゆう先生と漢方薬のことを知りました。
なかなか改善しない現状を変えたくて、思い切って漢方相談に伺いました。

 

漢方薬を飲んでみての変化や実感
問診では、普段の食生活や仕事のストレス、また体質のことなどを丁寧に聞いてくださり、「体調のことで悩んでいる私」に対して、まずは現状を肯定してもらえたような気がして嬉しく感じました(体調を管理できない自分が悪いのかと思い始めていたので…)。
漢方薬は味や臭いも独特ですが、少しずつ慣れていきました。
飲み始めてから徐々に、胃の不調も消えていきました。
いまでは内科で処方された薬は飲まず、漢方薬のみ、お守り代わりに飲んでいます。
いまでも仕事が忙しい時など、少し不調を感じることもありますが、そんな時も、
「またストレスを感じて体調を崩してしまった…」ではなく、
「私は疲れが胃に出る体質なんだな」「ちょっと休んでおこう」と、
以前よりも前向きに捉えられるようになりました。
漢方薬とは直接関係ないかもしれませんが、自分を労われるようになったというのが
個人的には大きな変化だと感じています。

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A様、ありがとうございます。

以下、お身体の状態について少し解説していきます!

 

主なお悩み:胃の不調

吐き気と下痢を繰り返す胃腸炎になった後、逆流性食道炎と診断され薬が処方された。

しばらく薬を飲んでほとんど症状は治ったが、あと一歩というところが治りきらない

薬の強度を上げ一時的に症状は消えるものの、みぞおちがキューッと引きつるような感じがする(食事をすると楽になる)胸の真ん中が痛い(激しい痛みではない)

 

◆食欲...OK 脂こいもの出来るだけ控えている

◆便...問題なし

◆睡眠...問題なし、寝汗なし

◆その他...口渇なし、手足のほてりなし、慢性的な肩こり、頭痛は以前よりマシ

◆舌...白(少し黄)厚苔、淡紅

 

(解説)

きっかけは胃腸炎でしたが、その数年前から度々胃の不調を感じられているようで、
慢性的に胃が弱られている状態だと判断しました。

 

中医学には、

「虚実挟雑(きょじつきょうざつ)」という言葉があります。

「体が弱っている=不足(虚)」の状態と、

「余分なものが溜まっている=過剰(実)」の状態が

どちらも混在している、という意味です。

 

A様の場合、これに当てはまると考えました。

長く続く不調は、その臓器を容易に弱らせます(=虚)。

弱った臓器(この場合は胃)はきちんと仕事をできず

身体に余分なものを溜めていきます(=実)。

便秘などの症状はないものの、舌の苔が厚くなっている状態から、

消化不良を起こしており、それが悪さをしているのも不調の一因ではないかと考えました。

 

また、長引く不調は必ず身体的にも精神的にもストレスとなります。

何を食べるにも、外食をするにも胃腸が気になりますし、

体験談にも書かれていたように、

「体調を管理できない自分が悪いのかも...」と思われていました。

決してそんなことはないのですが、いつまでもすっきり治りきらない部分があると

どうしても自分を責めがちになり、悪循環になってしまいますよね。

もちろんストレスは胃腸にも悪影響があります。

 

そこで、

①慢性的に弱った胃腸を立て直す漢方薬

②ストレス対策の漢方薬

この2つを2週間用いることにしました。

 

(初回から2週間後)

メールあり。

飲み始めて1週間あたりからみぞおちのキューッとなる感じや胸の痛みが和らいでいる。

胃酸を抑える薬をやめて、少し症状が戻る時はあるがそこまで気にならない。

気持ち的にも落ち着いている。

外食もできるようになった!(舌の苔も薄くなり、胃腸がきちんと働き始めたのがわかりました)

→同じお薬を2週間分

 

(初回から2ヶ月後)

漢方薬を少し減らしてみているが、調子が良い。

 

(初回から4ヶ月後)

薬を飲まなくても大丈夫な日が増えてきているが、年末にかけて体調を崩すことが今まであったので、お守りとして漢方薬を飲んでおきたい。

 

経過はここまで。

 

症状がだんだんと良くなってこられているのに加え、

「自分の体調の傾向を掴んで対策し、予防する」が自然とできるようになられたのも

大きな変化だと感じました。

 

また、先日A様とお会いした際、

初めての時よりも表情が明るくなられていたのが印象的でした。

やはり体調が良いと気持ちまで明るく前向きになるのですね!

仕事冥利に尽きる瞬間です!嬉しい!!!

漢方薬は、生活や人生がみるみる良くなる魔法のような薬、ではありませんが

その方が陥っている悪循環のループを止めたり、

ご自分の身体を知るきっかけになれたら...といつも思っているので

今回はそういった意味でも良いタイミングだったと感じました。

 

そして、胃の不調が良くなられたことはもちろんですが、

不調の時も自分を責めるのではなく、そんな自分も受け入れて

優しく労われるようになった、という変化もとても嬉しいですね!

 

完璧な人はいないので、必ず調子の悪い時はあります。

そんな時に「そういうときもある、そんな自分もいる」と認められると

「じゃあどうしよう?どう過ごそう?」と対策を練ることもできます。

むやみやたらに自分を責めるときと大違いで、

その分のストレスが減ることで、治りも良くなるような気がします。

 

そしてまたこれから調子が悪い時があっても、

「疲れが胃に出る体質なんだな」とご自分のことを認められているA様なら

きっと大丈夫だと思います。

食べ物を見直し、胃腸を労り、しっかり休息をする。

必要であれば漢方薬で引き続きサポートさせていただきたいですし、

何かあった時の駆け込み寺になれたらと思っています!

 

この度は体験談をお寄せいただきありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

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少しずつ成長するということ

昨日、漢方界の大先輩と川沿いを散歩しながら色んな話をした。ゆっくり歩いていい時間だった。

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「"患者さんを良くする"というのはおこがましいね」という話をされていて、ウンウン、よくわかるなぁと、首がもげた。

 

一時的に良くなった!薬がよく効いた!と思っても

気候や気圧などの自然や環境の大きな変化によって悪くなったり、前の状態に戻ったりする。

薬が合ってた!良かった!という、相談を受ける側の万能感なんてものはすぐに幻想だと思い知らされる。そんな簡単なものじゃない。

 

自然の大きな流れには敵わないし、その人を取り巻く環境や加齢には抗えない。

 

じゃあ、良くなろう、回復しよう、とすることは無意味なのか?

 

これは食べ物を食べてもお腹が空くのになぜ食べるの?という問いに似てる気がする。。

 

どうせ散らかるのになぜ片付けるの?

また悪くなるのになぜ良くするの?

どうせいつか死ぬのになぜ生きるの?

 

.....

 

良くなってもいつか悪くなるけど、今は若くても必ず歳をとるけど、

少しずつでも良くなろう、回復しよう、と思うのは、昨日より少しでもより良い自分に近づくためじゃなかろうか。

 

一時的に悪くなっても、この前よりかは立ち直りが早かった。

 

状態が悪くなっても、大事になる前に手を打てた。

 

ズドンと落ちても、なんとか自力で這い上がれた。もしくは上手に他人に頼れた。

 

不調があっても、こんな日もあるかと受け入れられた。

 

転び方が上手になるというか、泥んこになっても、そこから這い上がる強さを身につけるというか。

良くなったり悪くなったり、また良くなったり悪くなったりを繰り返しながら、

少しずつ成長していくのが、日常を生きるということなのだと思う。

良いときも悪いときもあるよね、それも自分だねと受け入れながら、喜んだり少し落ち込んだり、でもまた前を向いたりを繰り返しながら少しずつ成長していく。そんな感じでいいのでは。

 

そしてそうしながら、自分のあらゆるパターンを覚えて、自分の攻略本を作っていく。

以前の失敗や振り返りを、次に活かして、より良くなっていくイメージ。

 

漢方相談はそのためにあるよねぇ、と。

 

いずれは自分の状態に合わせて、自分で薬を選んだり、対処できるように。

その、いずれくる自立のために伴走するのが、漢方相談を受ける者の役割ではなかろうか。

 

そんなことをゆるゆる話しながら、じめじめな川沿いを、紫陽花を横目に、ゆっくりと歩いていたのでした。

 

良い日曜日だったなぁ

 

「分身ロボットカフェ」さんに行ってきました!

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blogご無沙汰しておりました!東京はすっかり春らしくなり、温かく過ごしやすくなりましたね〜!わたしは最近自転車通勤をしているのですが🚴‍♂️、気候が気持ちよくて最高です!

道路脇に咲く、白とピンクのハナミズキを見ながら、わ〜い🙌と全速力でチャリを漕いでいる人がいましたら、それはわたしです。笑 ほほほ!笑

 

さてさて今日は、日本橋にある「分身ロボットカフェ」さんに行ったときの話を書きます!

 

こちらのカフェのことはTwitterで知ったのですが、何よりコンセプトに強く惹かれました。

開発者の吉藤さん。中学時代に不登校の経験をし、強く「孤独感」を感じたことから、人との「心のつながり」を作れるツールとして「分身ロボット」を開発されたとのこと。

分身ロボットとは、難病や障害などの様々な事情があり外出困難な方でも、遠隔で操作をして「自分の存在」を運び、その場に一緒に参加することができるツールです。

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本も拝見しました!

 

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今回、OriHime(分身ロボット)が接客してくれるテーブルを予約しました!

OriHimeの中に入っていらっしゃる方を「パイロット」と呼ぶのですが、今回ご対応してくださったパイロットさんは「けいさん」。北海道は札幌市にお住まいの方でした。(掲載許可頂きました)

医療的ケアが必要な高校生のお嬢様がいらっしゃるとのことで、Wi-Fi環境があればどこでも働けるパイロットのお仕事は、けいさんの生きがいにつながっていらっしゃるようでした。

お嬢様も「人の役に立つ仕事がしたい」と思っておられるとのことで、いつか一緒に働くことが夢だとのこと!

 

けいさんはこのお仕事を始められたことで、より自分らしくいられるようになり、笑顔が増え、良い循環ができていると仰っていました。

 

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漢方薬局の後輩と行ってきました!

 

彼女とわたしは、共通点や分かり合えることが多く、このカフェも「一緒に行ってみよう!!!」と日程を合わせ訪れました♪

 

「テクノロジーの進化というのはこんな使われ方のためにあるんだね」としみじみ2人で話しながら軽食を。わたしはエビアボガドサンドウィッチ🦐美味しかったー!

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「孤独の解消」をテーマに今もチャレンジを続ける吉藤さん。

 

「孤独感は物理的に1人になることをいうのではなく、誰ともつながりを感じられず、この世界に居場所がないと思ってしまう状態のことを言う」と本の中で書かれていました。

 

「誰かとつながっている」「居場所がある」という感覚は、自分の本当の気持ちを表現できたり、他人といても自分らしくいられて初めて得られる感覚だと思うので、分身ロボットカフェではそれをパイロットさんたちが叶えられていて、本当に素敵な場所でした。拙いありきたりな表現になってしまいますが、、

 

けいさんは、パイロットとして働きお客様と交流することはもちろんですが、自分と同じような状況にある他のパイロットさんたちとの交流も楽しんでいらっしゃり、1人じゃない喜びを感じられているようでした。

 

テクノロジーや技術や知識はあくまで手段として、それを使ってどんな未来を実現させたいのか?わたしの仕事でいったら、漢方薬はあくまで手段として、その先になにを実現させたいのか?改めて考える機会になりました。

 

 

あと、少し話はズレますが、わたしは「カンブリア宮殿」など、仕事をテーマにした番組が昔からすごく好きで、よく見ており。

「誰かの不便を解消し、より良くなっていくために今日も頑張って働いている人がいるんだ!」と思うと、すごくワクワクするんですね。何というか、、「こんなに素敵な人がいるならまだ世の中捨てたもんじゃないな」と思えるというか。

 

分身ロボットカフェを訪れ、吉藤さんの本を読んで、同じ感覚を持ちました。

心が折れそうなとき、苦しい状況にあるとき、そこから救ってくれるのは、直接助けてくれたり力になってくれることだけじゃない気がする。もちろんそういう人がいるのは本当に本当に有り難く素晴らしいこと。わたしもその時その時で、助けてくれる人に恵まれました。

でも誰か全く知らない人だとしても、誰かが誰かのためを心から思って奮闘し頑張る姿を見るだけで、「あぁまだ世界には素晴らしい人がいるんだな、希望があるな」と思える。

 

その人がその人らしくいるだけで、どんなことだとしても、その人がいまやれることを全力でやるだけで、その姿だけで救われる人がいる気がする。その姿に勇気をもらい、元気づけられ、立ち上がることができる。

 

わたしもつい、何か大きなことを成し遂げたい、、何かやらねば、何か、、、とガツガツしてしまい足元を見れていないときがあります。。(´-`)

でもそうじゃなくて、身近なところから、いまの自分にできることを全力でやろう。

どれだけ小さいことだとしても、自分から良い循環を作れる人でいたいなーと思いました!

 

分身ロボットカフェさん、本当におススメです♪4/15〜4/30は工事中のようで、5/1にリニューアルオープンみたいです♪GWにぜひお出かけしてみてくださいね!(案件ではありませんよ🤣)

 

それではまた〜!

あと少し春を楽しみましょうね〜😘

人が持つエネルギー

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朝が来るのが楽しみになる毎日へ

 

 

おはようございます!

いつもTwitterやblogを読んだくださり、ありがとうございます。

 

 

今日は、突然ですが、「気」の話をしたいと思います。

 

...あ、引かないで〜、回れ右しないで〜。笑

目に見えないけど、確かに存在するものを中医学では「気」と定義しています。

(更に引いちゃった...? 笑 興味があれば読み物として読んでみてください!笑)

 

「気」という概念は、西洋医学には無い考え方です。

 

例えば、イメージしてほしいのですが、

 

人間の血液は、体内にとどまっているときは、ドクドクと脈をうち、体内を巡っていますよね。

ですが、例えば怪我をしてしまい、膝から血が出てしまったらどうでしょう?

ひとたび外に出たその血は、ひとりでに動きますか?

動きません。

なぜなら「気」が宿っていないからです。

(神奈川/杉山薬局/杉山卓也先生の講演会での例えを参考にさせて頂いています。とても分かりやすく、ずっと印象に残っています。)

 

もうひとつ。

 

不妊治療のひとつに体外受精というものがあります。女性から卵子を取り出し、精子を振りかけることで受精させる治療法です。

 

男性の体外に出た精子は、さきほどの血液とは違い、ひとりでに動きます。

なぜでしょう?「気」があるからです。「生命力」とでも言いましょうか。

 

そして受精卵は、うまくいけば、ひとりでに減数分裂を繰り返し、「胚盤胞」とよばれるものに変化していきます。

変化できるのは「気」があるからです。

残念ながら「気」が足りない場合は、減数分裂がなされず、胚盤胞まで到達せず、成長が止まってしまいます。

 

人間の身体の外に出ているものが、ひとりでに、勝手に、変化していく、というのは、よくよく考えてみると、不思議なことですよね。


✳︎            ✳︎           ✳︎

 

今年の初めに祖母が亡くなり、大人になって初めて?かな、命が宿っていない肉体を間近で見ました。夜遅くまで一緒の部屋に居て、おでこを触ったり、髪をなでたり、祖母と最後の時間を過ごしました。

 

今にも祖母は目を開けて「おはよう!」と起き上がりそうなのに、、、と不思議な感じがしました。

 

「気」が宿っていない祖母の身体は、冷たく硬く、気配も、もちろん息遣いや感情も感じられない、物質としてそこに存在していました。

 

 

生きているわたしたちは、「気」を持っています。

 

それは目には見えないけれど、確かに存在し、その人の人間らしさや、纏う雰囲気や、感情となって表現されます。

 

漢方薬、そして漢方薬局は、

この、西洋医学では扱うことのない「気」を大切にしているとも言えます。

 

 

「あの人に会うと気分が良くなる」

「あの人と話すと気持ちが晴れる」

「あの場所に行くと元気になれる」

 

 

皆さんも感じたことがありますよね。

その感覚をもっと大事にしていきましょう。

 

頭で考えるのも大事だけど、感じることを怠らないようにしましょう。

 

気持ちよくなれること、

気分良く過ごせる場所、人

自分が心地よくなれること、

 

そういったものをたくさん探して、自分に合う合わないを見極めていきましょう。

 

もちろんわたしもまだまだ練習中!

 

そして「会うと元気になれる」人になれるよう、もっとレベルアップしていきます。

まずは自分から、自分の「気」を整えて、磨いていきたいなぁと思います。

 

皆さんはどんなエネルギーを持っていますか?

それは日によって、体調や気持ちの状態によって、変わるものだと思います。

常に、は難しくても、寝る前5分間だけでも、できるだけ良い状態で、気分良く、気持ちよく、リラックスして過ごせると良いですね。

 

そのためにできることをまた発信していきたいと思います。

 

(今日はちょっと感覚的で、抽象的なblogでした〜)

月経前は運動をしよう!

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東京の桜が元気よく咲き始めましたね〜春本番だ〜嬉しい!

皆さま、お花見の計画はたてましたか??

わたしはというと昔は目黒川や千鳥ヶ淵井の頭公園など桜の名所に遊びに行っていましたが、

近年はもっぱら近くの公園や桜並木を見て満足しています...^^笑

人混みが辛くなってきました〜〜....笑

 

さてさて、前置きが長くなりましたが、

今日は運動のお話しを◎

 

月経前にイライラしたり、落ち込んだりするとき、このような随伴症状が出ていませんか?

⚫︎お腹が張って痛い

⚫︎便秘がち

⚫︎おならやゲップが出やすい

⚫︎乳房が張って痛む

⚫︎不眠...など

 

中医学ではこれらを「気滞キタイ」という病態と捉え、気の巡りを良くする漢方薬を使います。そうすると、お腹や乳房の張りがおさまったり、気持ちがスーッと楽になったり、胃腸の不快症状がとれたり、効果を発揮するのですね。( あぁなんと素晴らしい!漢方!笑 )

月経前は「動き」がゆっくりになり、たまりやすくなるイメージです。

 

特に春の時期は大体、皆さん、気滞!笑

漢方薬局店頭では、イライラ、モヤモヤ、そわそわ、不安心配...のご相談の方が増えますし、そのようなお電話も増えます〜(漢方薬局あるある!)。

 

そんな時、漢方薬ももちろん良いですが、

その前にぜひ試して頂きたいのは、、、

「運動」!!!

 

外をのんびり散歩したり、自転車を漕いだり、軽くジョギングをしたり、

自分で「動き」をつけてあげることで、体内の巡りも良くなってきます。

ちなみに思い気ままに散歩をすることを、中医学の言葉では「逍遥」といいます♪

家の中でじーーーーっとしていても、それこそ「動き」が起こらず、

月経前の鬱々な気持ちがなかなかスッキリしないのですね…

鬱々な時は、動くのさえ嫌だし、「運動くらいで治るなら、もう治っとるわーい!」

と怒り狂いたくなるかもしれませんが笑、騙されたと思って、

1回だけ試してみてください♪ ちょっと気分が良くなったならそれで良いし、

それでダメなら漢方薬を試す機会かもしれませんね!

 

ちなみにわたしは最近7000歩くらいは歩いてて、とっても調子が良いです〜!あとは自転車通勤ー!🚲🚲下半身が鍛えられて、血流も良くなっている気がしますよ◎

調子が悪い時はやっぱり月平均で5000歩を切っていて、鬱々としていた・・・

 

春は気候も気持ちが良いし、ちょっと外に出てみませんかー?^^

不調を一旦受け入れる

※ちょっと前向きになりたいとき、何かできることがないか模索しているとき、に読んでみてください。めちゃくちゃ辛い気持ちで沈んでいるときには合わないかもです※

 

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できればいつも楽しく過ごしたい、

笑って生活したい、

トラブルも何もなく日々平穏に暮らしたい。

 

誰もが毎日そう願って暮らしていると思いますが、

現実はそうもいかないこともありますね。

 

漢方薬局という場所には、まるっきり健康でどこにも不調を感じていない、何も悩んでいることがない、という方は基本的にはお見えになりません。

どなたも、どこかしらに不調を抱え、どうにかしたいという思いでいらっしゃいます。(もちろん治療の過程で良くなって、予防のために服用を続けている方もいます)

 

わたしは治療のゴール地点をよく考えるのですが、どうなる状態がゴールなのだと、皆さんは思いますか?

 

不調がなくなること?

金輪際、嫌なことに見舞われずに暮らせること?

問題が綺麗さっぱり解決すること?

 

....どれも治療のゴールとしてはスッキリして綺麗にまとまっていますが、本当の意味では違う気がします。

 

わたしなりの考えは、不調や不運があっても、そんな自分さえも受け入れて、どうにかして乗り越えていく強さと気概を身につけること、人の手を借りながらでも自分は乗り越えていけるのだと内側から湧き起こる自信を持ち、自分の足でたてるようになること、ではないかと最近考えるようになりました。

 

わたしも例外なくそうですが、不調なときというのは、自分の不調を受け入れられない傾向にある気がします。

 

できない自分

痛みがあること

とめどない不安や心配事

やる気がでない

こんな自分は自分じゃない

早く元気にならなきゃ

認めたくない

受け入れられない

....

 

幸せを感じていた分だけ、調子が良いときがあった分だけ、こんな思いにとらわれるのではないでしょうか?

 

あのときと比べて今は...

若いときはこんなことなかったのに...

昔はできたのに今は...

 

年齢を重ねることによってできることができなくなっていく

環境や状況が変わったことで、上手くいっていたことが上手くいかなくなってしまう

 

こういったことは誰にでも起こり得ますし、老化は誰にでも平等に避けられない現実としていつか訪れます。

 

そうした現実を前にしたときに、自分にできることは何だろう?

 

そう考えた時に、一旦、そういう自分を受け入れる。見たくないけど、受け入れたくないけど現実をちゃんと見る。これが今の自分だと認める。

苦しみながらでもこれがまずできると、逆に、フッと楽になり、肩の荷がおり、あぁここからやるしかないか、、、と前に進んでいける気がします。

 

できない自分、

不調な自分、

未熟な自分、

情けない自分、

傲慢な自分、

欲深い自分、

綺麗じゃない自分、

理想にはほど遠い自分、

ずるい自分、

キラキラなんてしていない自分、

 

どれもそれも、それが今の自分だ、と認めることができたら、

 

「じゃあ今できることはなんだろう?」

「未熟でも完璧じゃなくても拙くても、今やれることは何だろう?」

「じゃあ自分の何を変えていけばいいんだろう?」

 

と、苦しみながらでも思考が進んでいく気がします。

 

不安の渦に飲まれているときは、まだ起こっていないことを頭の中で考えて、ますます一歩を踏み出せなくなり、目の前のことに集中できず、ますます不安になってしまう。悪循環に陥り、なかなか抜け出せない。

 

これは、現実やいまの自分を認められない、直視できないことで起きていませんか?

現実を見てしまったら自分が保てなくなる、落ち込んでしまう、どうしたらいいか分からなくなってしまう、、

 

気持ちはもちろん分かりますが、いつか現実を見て、自分で引き受けて前に進んで行かなくてはならない日がきます。いつか来るのであれば、それはできるだけ早い方がいい。

 

でもそれを受け入れるためには、自分のことをよく理解してくれて、味方でいてくれて、応援してくれて、安心できる存在がいて初めてできるのかな、、とも思います。。これが難しいんだけど、、漢方相談を通じて、しっかりとその人を見て、その人の味方でいて、という存在になれたらいいなぁ。

 

一歩進んでみて、それからまた考える。

また一歩進んでみて、それからまた考えてみる。

 

その繰り返しによって、不安は少しずつ少なくなっていくのかなと思います。

気分替えには、模様替え!◎

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こころと身体が健康で「明日の朝が来るのが楽しみ!」と思える人を増やしたい、という思いでブログを書いております、はまゆうです。

 

突然の自己紹介!(笑 おほほ〜〜

そう!!そんな想いなので、漢方にまつわる話以外も書きますね♪
わたくし個人のケアの方法や考え方など... 
ご興味がある方はぜひ読んでみてくださいね〜

 

さてさて今日は、「模様替えのススメ」。
皆さん、模様替えってしますかー?

 

家具の配置を変えたり、シーツやラグマットの色を変えてみたり、
観葉植物を置いてみたり・・・・

 

わたしは部屋を整えたり変えたりするのがすごく好きで、よく位置を動かしてみたり、新しいアイテムを取り入れてみたり、小物を飾ったり、断捨離したり、、よく色々試行錯誤しています!

この前、1番尊敬してる漢方家の先生とも話してたんだけど、
「模様替えって気分替えになるよねぇ。ストレス多い人に良いよね」と。

間違いない!!本当そう思う〜

 

わたし的、模様替えの効能効果(笑)は、

⚫︎気分をリフレッシュできる(「違う部屋にいるみたい!」)
⚫︎「実際に手を動かさないと何も変わらない!」を、体感として知れる
⚫︎自分にとっての「居心地の良い」がどんなものかを見つけられる
⚫︎達成感を得られる
・・・

良いところは色々ありますが、

「自分の手で、自分の居心地を良くしていく過程」がとても好きなんです。

自分の感覚(好き/嫌い/良い/悪い)が研ぎ澄まされていく感じがする。

あと、頭の中で色々考えても、居心地の良い部屋はできない、

実際に手を動かして、物を揃えて、組み立てて・・・としていかないと、理想の部屋はできていかない・・。

当たり前のことなのですが、これを実感できるから好き!!

ついつい頭で考えすぎて、できるような気がしたり、現実が変わったような気がしたり、することってありませんか?(笑)

わたしは結構、恥ずかしながらこれが多くて長くて(笑)。

例えば、理想の部屋をインスタやYouTubeで見たりしながら、「良いな〜〜素敵だな〜〜」と、長いこと思うだけ思って終わり(笑)。

もちろん!!誰だってそういう時もあるし、良いイメージをたくさん膨らませるのも気分転換になるからokなんだけど、いつまでもいつまでもやってることがある〜〜〜!!!

シーツの色を変えてみたり、クッションカバーを好きなものに近づけてみたり、お金や時間をかけなくても真似できるところは、絶対にあるはず!!

それは自分の手を動かさないと変わっていかない。

そして一つずつでも変えていけば、ちょっとずつ理想に近づいていく。その時の達成感、居心地の良さたるや、何物にも変え難くて、わたしは好きなんですよねぇ・・・!

 

そしてわたしは、自分の調子が悪い時のサインとして、

「好きなものに鈍感になる」ということがあります。

「どうでもいいや」「何でもいいや」が増える。

「好きで買ったはずの小物や飾りを愛でなくなる、興味がなくなる」

こういう時は見直しのタイミングです。

断捨離をして、部屋を掃除して、持ち物点検をすべし〜〜〜!!

これやったら、感覚が戻ってきて、頭がスッキリしますよ〜!

 

目が覚めた時に「あぁ.....今日もこの部屋で起きられて良かった.....朝日がしみるぜ.....!」と思える空間になるよう、今も試行錯誤中です〜〜

 

ぜひ自分の感覚と対話しながら試してみてくださいね♪

 

それではまた!